頭蓋骨にたかる蠅

 今日の朝に急遽予定が入ったのだが、前日寝ることができなかったため徹夜で1日を過ごすことになってしまった。正確には寝られないままある程度時間が過ぎてしまったため、もう寝たら起きれないと思い寝るのを諦めたのである。それももう少しで寝られそうなところでだらだらとスマホなりパソコンをいじってしまいなかなか寝付けないという完全に自業自得なパターンである。寝ないと決めた後は、近隣住民に文句を言われない程度の音量でアップテンポな曲をスピーカーから流しながら部屋の片付けをしたり(本来片付けにおいて敵である『昔読んでた本を見つけて懐かしくてつい読み込んでしまう』ことが目を覚まし続けるのに役立ったりする)、『東方輝針城』や『弾幕アマノジャク』などのまだ自分が完全にクリアできていないゲームの続きをしたりしてどうにか時間を浪費していた。大体3時から4時の間に眠気のピークが来るのだがその時は最終奥義である自慰行為でなんとか夜を延ばす。日が登ってくればもう徹夜成功は近い。今日は無事朝に入った予定も遅刻せずに行くことができて、学校にも遅刻することはなかった。ただ地獄はそれからであった。授業に行くことに対するストレスと早朝にリボビタンD、昼にZONEをがぶ飲みしたことによりカフェイン過多で体が悲鳴をあげていたのだ。今日行く授業は自分が再履修になってしまった実験の授業のガイダンスであり明らかに自分だけが浮いているような気がして怖かった。頭に中で常に何かが動き回りながら頭を食い荒らしていく感覚がした。強烈な眠気とともに胸部に断続的な痛みが走る。まっすぐ歩けない。

 

 結局元凶はスマホやパソコンをだらだらいじってしまう時間である。この習慣は本当にやめたい。もっと勉強の時間にあてられると思うし、生活習慣も狂う。なんなら1日あたりのスマホ利用時間の制限とかするべきなんじゃないかと思っている。